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父の入院が実家じまいの始まりだった。片付けの順番と保留箱

父が入院し、そのまま施設に入ることになった日、実家は「いつか考えよう」と思っていた場所から、急に「片付けなければならない場所」に変わりました。介護の手続きと並行しての片付けは、思っていたよりずっと疲れます。

入院が「実家じまい」の始まりだった

親が家を離れると、家は一気に空きます。誰も住まない部屋は、その日のうちに「管理の対象」になります。私の場合は、次の3つが同時に来ました。

どれも「今日やらなければ死ぬ」わけではないのに、全部が気になって、結果的に全部が中途半端になりました。最初から順番を決めておけばよかった、と今は思っています。

片付けの前に「どこまで誰に頼むか」を決める

最初にやったのは、物を動かすことではなく、線を引くことでした。

自分でやる思い出品の選別、写真、書類の確認、貴重品の捜索
家族で分担仏壇・位牌の相談、親戚への連絡、形見分けの連絡
プロに任せる大型家具・家電の運搬、大量の衣類、屋外・物置、不用品の処分

この線を引くだけで、気持ちがかなり楽になりました。「全部やらなきゃ」が「ここまでは自分、ここからはプロ」に変わるからです。

※介護と片付けが同時に来ると、心身の負担は想像以上に大きくなります。つらい状態が続く場合は、地域包括支援センターなど公的な相談先も選択肢に入れてください。

実践した片付けの順番

  1. 見える場所から(居間・キッチン・廊下)— 目に見える変化が出るので、進んでいる実感が得られます
  2. 思い出が少ない物から(日用品、食器、タオル、家電)— 判断が速い
  3. 大型家具・家電(運搬と処分の手配が必要)— 単独では動かせないので業者の手配とセットで
  4. 衣類・布団(量が多く、まとめて処分しやすい)
  5. 最後に写真・手紙・形見 — ここを最初にやると、その日は必ず終わります

コツは「慣れてから手の込んだ場所に進む」ことです。最初から写真の整理を始めてしまうと、1日で心が折れます。

「保留箱」ルールが効いた

捨てられない物は、捨てるか残すかの二択にしないで、1つの箱にまとめて「保留」にしました。

1年たつと、不思議なほど判断できます。時間が判断を手伝ってくれるので、迷ったときに決めなくていい、というのがこのルールのいちばん良いところでした。

施設入居中に、実際に頼んだのはここから

私の手に収まらなかったのは、次のようなものでした。

介護の手続きと往復だけで精一杯だったので、ここは無理をしませんでした。複数社から無料で見積もりを取れるサービスを使って、「作業範囲」と「金額の幅」を並べてから決めました。1社だけだと、その金額が高いのか安いのかが分からないまま決めることになります。

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親の入院と片付けが重なると、判断する体力が残りません。だから私は、金額の比較だけは先に済ませておくことにしました。

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片付けは、親が元気なうちに始められればいちばん楽です。ただ、入院や入居で急に始まっても、順番さえ決まっていれば必ず進みます。全部を一度にやろうとしないことが、たぶん一番大事です。

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