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母が死んで後悔が止まらない。それでも後悔を増やさない遺品整理の話

母が亡くなって1週間、頭の中は「もっと話せばよかった」「電話してあげればよかった」でいっぱいでした。手を動かしても、夜になるとまた浮かんでくる。同じように後悔を抱えている人は、たぶん私だけではないと思っています。

母が死んでから、後悔ばかりが浮かんでくる

母が亡くなった直後、私が最初にやったのは、葬儀の段取りと親戚への連絡でした。やることは山のようにあるのに、夜になると必ず同じ考えが戻ってきます。

ネットで検索すると、同じように「親が死んだあと後悔が止まらない」と書いている人がたくさんいました。私だけじゃないんだ、と思うと少しだけ息がしやすくなったのを覚えています。

「親孝行をもっとすればよかった」の正体

そのうち気づいたのは、この後悔は「あのときああしていれば、結果が変わった」という種類のものではない、ということでした。

母が生きていた毎日——なんとなく電話をして、なんとなく買い物に付き合って、なんとなく帰る場所がある——それが無くなった喪失感。その大きさを、後悔という形で言葉にしていただけなのだと思います。

※これは私個人の実感です。悲しみが強く日常生活が回らない状態が続く場合は、無理をせず専門の相談先を頼ってください。(参考:厚生労働省「まもろうよ こころ」)

「後悔は愛の証」という言葉を、ある記事で見ました。言い切ってしまえるほど自分に優しくなれませんでしたが、「後悔があること自体は、関係がそれだけ濃かった証拠」と捉え直してから、後悔と戦うのをやめました。

後悔をエネルギーに変えた「片付け」という作業

何も手がつかない日々のなかで、唯一進められたのが実家の片付けでした。理由は単純で、片付けは「正解が決まっている作業」だからです。

手を動かしている間は、後悔が入ってくる隙間がありませんでした。気持ちの整理は後回しでよくて、まず体を動かす。結果的にそれが一番の気持ちの整理になりました。

遺品整理で後悔しない3つのルール

1年以上かけて、実家の片付けで私がいちばん役に立ったと思うルールが3つあります。

① 「残す・保留・手放す」の3分類で迷いを先送りする

捨てるか残すかの二択にすると、必ず手が止まります。迷ったものは「保留箱」に入れて1年寝かせる。1年後に見て、やはり何も思わないものは手放せました。

② 写真と書類は最後にやる

写真を見始めると、その日は必ず終わります。だから写真・アルバム・手紙・通帳や保険証券などは最後に回しました。先に見える場所(居間・キッチン)から片付けるのが現実的です。

③ 手放す前に「写真に残す」という第3の選択を持つ

服や食器は、写真を撮ってから手放しました。「物は無いけれど記録は残っている」状態にできると、罪悪感がかなり軽くなります。

ひとりで抱えない。プロに頼むという選択

とはいえ、実家全体となると量が桁違いでした。二階、押し入れ、物置、天袋。ひとりで運べる量ではありませんし、まだ仕事もあります。私は「気持ちの整理は自分、物の処理はプロ」と分けることにしました。

このとき大事だったのは、1社に決めてしまう前に相場を見ておくことでした。私の場合は、複数社から無料で見積もりを取れる一括見積りサービスを1回だけ使って、金額の幅と作業範囲を並べてから決めました。

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後悔を増やさないために、私は「全部ひとりで片付ける」のをやめました。まず相場を知ると、判断があきらかに楽になります。

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お申し込み後、ご登録の連絡先へ業者から確認の電話が入ります(見積もりは無料です)。「WEBだけで完結」「営業電話ゼロ」をお約束するサービスではありません。

片付けは、亡くなった人との関わりを整理する作業でもありました。急がなくて大丈夫です。ただ、体力と気力と日程が必要な作業なので、相場だけは早めに知っておくと安心です。

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